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巻頭には、急速に発展するアジア11か国の建築学生が福井県鯖江市に集い行った国際ワークショップの模様を収録。19人の参加学生のアンケートとともに、建築の「学び」の最新形を紹介します。
また2010年からはじまった、海外留学中に行ったプロジェクト展「Japanese Junction」関連企画では、ディレクターである平野利樹と今村創平が対談します。各国に留学したこれまでの参加者へのアンケートを同時収録し、世界の建築教育の状況を探ります。
特集の中心となる寄稿集では、世界で成長する5人の取り組みを紹介します。ベルリン、コペンハーゲン、マーストリヒト、バルセロナ、パリ、バングラデシュ、ロンドン、そしてヴェネチアなどにおける、旅や留学、現地事務所勤務、プロジェクトなどを通した「学び」の実践を、5人(+1人)の寄稿を通して考察します。
巻末には、昨年開催された「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2016」にまつわる小特集を、参加者の寄稿を中心として掲載、他誌とは違った角度から振り返ります。
ーあらためて着目する国と国の「際」(きわ)。国を超えて学び、世界で成長する若い世代のうごめきをドキュメントする特集号です。
特集|国際する地域と建築
ドキュメント|アジア建築学生サマーワークショップin大阪&鯖江
ー竹村優里佳「ひらかれた場をつくる」
ー堀口徹「グローバルで親密な建築(の実践)をめざして」
寄稿|国際する地域と建築
ー光嶋裕介「思考の終わりなき旅」
ー森田一弥「旅~左官職人~スペイン~静原 私の建築遍歴」
ー梅原悟「ヨーロッパ時間で経験する建築」
ー前田茂樹「西洋とアジアを往還し、建築設計と教員を行き来する」
ー石井孝幸「揺れ動く枠組みをとらえ、考えながら進んでみる」
対談|Japanese Junction
ー今川創平+平野利樹「分断線の先」
ー安藤祐介、王卉、加々美理沙、佐脇礼二郎、笹田侑志、篠元貴之、村部塁、谷井千晶、堤大樹「アンケート+作品紹介」
小特集|VENEZIA2016
ー五十嵐太郎「ヴェネチアからの報告」
ー鈴木亜生「モノの連関と協働ーヴェネチア・ビエンナーレをめぐる考察」
ー西尾圭悟「断片的な時間と空間が集まる」
ー浜辺里美「本物のヴェネチアを探して」
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編集長 倉方俊輔
編集委員 堀口徹、平野利樹、西尾圭悟、竹村優里佳
編集協力 山田清楓、田原迫はるか
デザイン タナカタツヤ
ロゴタイプ André Baldinger | Baldinger • Vu-Huu
表紙写真 大竹央祐
発行者 一般社団法人日本建築設計学会
発行日 2017.01.31
印刷 株式会社大伸社 ライブアートブックス
定価 1,100円(本体1,000円)